入学案内

入試情報

2025年度入学者選抜募集要項はこちらから。

入学を目指す方へ

求める学生像

・ 分子から生態系にいたる生命現象を、進化的な観点から広く深く探求する意欲のある人物
・ 科学およびその社会との関係を、広く深く探求する意欲のある人物
・ 研究者もしくは高度な専門家として、国際的視野を持って活躍することを目指す人物
・ 自らの専門分野の基礎学力に加えて、専門領域にとどまらない幅広い関心を持つ人物

入学者の選抜について

出願書類及び面接により、出願者が本コースで追究したい分野に関する基礎知識、および出願者の論理的思考能力、研究意欲、英語を含むコミュニケーション能力、研究者としての適正等の点を評価し、総合的に判断します。

後期博士課程出願者に関しては、上記に加えて入学後に行う研究の具体性、実現可能性、およびそれを遂行する能力についても評価します。

目指す博士像

本コースでは、統合進化科学の視点を持って次世代の社会で活躍できる、次のような博士人材の育成を目的としています。
・ 進化を軸とした生物学分野もしくは「科学と社会」分野のいずれかで卓越した専門性を備え、 将来的に世界トップレベルの研究を牽引できる人物
・ 統合進化科学の知見を活かして、自らの力で新しい課題や方法論を発見し、既存の枠組みにとらわれない学問分野を開拓できる人物
・ 科学研究について広い視野を持ち、科学のあり方や科学の社会における役割について俯瞰的に考察できる人物
・ 英語能力を含む高いコミュニケーション能力を備え、国際的な舞台で活躍できる人物

学修活動・研究活動

本コースの学生は、博士の学位を取得するにふさわしい能力を身につけるために、以下のような学修や研究活動を行います。


5年一貫制博士課程

  1. フレッシュマンコースの授業を通して、研究者や専門家として必須の研究者倫理およびコミュニケーション能力を養います。
  2. ミクロ・マクロ生物学、統合進化学、統合進化科学実習、生物統計学等の授業を通して、生物学の基礎的知識と技量を身につけます。
  3. 科学哲学入門、科学・技術と社会、生命科学と社会等の授業を通して、科学のあり方や科学と社会の関係について深く考察できる力を身につけます。
  4. 一年次において研究室ローテーションに参加します(先端学術院特別研究 IA,IB)。複数の研究室でそれぞれ一ヶ月程度の研究体験を行い、幅広い学問分野に触れるとともに、博士論文研究のテーマを決定します。
  5. 一年次後期までを目処に、主指導教員1名および副指導教員2名以上からなる複数指導体制の下で、博士論文研究を開始します(先端学術院特別研究 IB-VB)。半期毎に行われる統合進 化科学プログレスでは研究の進捗を発表し、指導教員以外からの助言も得ます。これらを通して、広い視野に立った独創性の高い博士論文研究の完成を目指します。
  6. 各特論科目、科学技術社会論入門、科学史・科学技術社会論 1-3、および統合進化科学セミナー等の授業を通して、生物学および「科学と社会」分野における最先端の知識を学び、高い専門性を身につけます。
  7. 他の 19 コースの科目の中から、各自の興味や専門に合わせて必要な授業を選んで受講し、関連分野の知識を広げます。
  8. 統合進化科学英語基礎/上級、生命科学リトリート、統合進化科学プログレス等の授業を通して、英語能力を含むコミュニケーション能力を向上させます。
  9. 本コースでは副論文の提出を学位論文提出の条件とします。はじめに科学と社会/生物科学副論文入門の授業で副論文作成の進め方を学びます。実際の執筆にあたっては、生物学分野の学生は科学と社会分野の教員から、科学と社会分野の学生は生物学分野の教員から指導を受けます。

博士後期課程

  1. フレッシュマンコースの授業を通して、研究者や専門家として必須の研究者倫理およびコミュニケーション能力を養います。
  2. 統合進化科学実習等の授業を通して、生物学の基礎的知識と技量を身につけます。
  3. 科学・技術と社会等の授業を通して、科学のあり方や科学と社会の関係について深く考察できる力を身につけます。
  4. 入学後速やかに、主指導教員1名および副指導教員2名以上からなる複数指導体制の下で、博士論文研究を開始します(先端学術院特別研究 IIIA-VB)。半期毎に行われる統合進化科学プログレスでは研究の進捗を発表し、指導教員以外からの助言も得ます。これらを通して、広い視野に立った独創性の高い博士論文研究の完成を目指します。
  5. 本コースを含む 20 コースの科目の中から、各自の興味や専門に合わせて必要な授業を選んで受講し、関連分野の知識を広げます。
  6. 統合進化科学英語基礎/上級、生命科学リトリート、統合進化科学プログレス等の授業を通して、英語能力を含むコミュニケーション能力を向上させます。
  7. 本コースでは副論文の提出を学位論文提出の条件とします。はじめに科学と社会/生物科学副論文入門の授業で副論文作成の進め方を学びます。実際の執筆にあたっては、生物学分野の学生は科学と社会分野の教員から、科学と社会分野の学生は生物学分野の教員から指導を受けます。

履修モデル

履修科目の一例を示した履修モデル図を下に示します。学生は主論文(博士論文)および副論文の作成と並行して、自身の興味と専門に合わせて多様な科目の組み合わせを選択できます。

履修モデル

履修モデル

学位を取得するには

課程博士学位の取得には、所定の単位を修得し副論文の審査に合格することが前提となります。博士論文を構成する研究は、少なくとも1報以上の論文が第1著者として審査制度の確立した学術雑誌等に掲載されている必要があります。

博士論文はまずコース内で外部審査員を含む審査委員会によって審査されます。審査は公開論文発表会での口頭発表と質疑応答、および口頭試問を含みます。この審査に合格し、次に各コースの代表によって構成される「生命科学領域」もしくは「文化科学領域」の会議から承認を受けると、博士(理学)もしくは博士(学術)の学位が得られます。

5年一貫制博士課程では、一定の条件を満たした場合修士の学位を取得することができます。